当法人は、東北大学医学部の同窓会(「艮陵同窓会」)により、東北大学医学部創立110周年記念事業の一環として昭和54年11月に「艮陵医学振興会」として設立されました。次いで、昭和55年9月9日、「地域医療の充実並びに医学の振興に必要な教育研究に援助を行い、宮城県民の医学知識の普及を図り、地域社会の医療と健康増進の向上に寄与すること」を目的として、同窓生の拠金をもとに「財団法人艮陵医学振興会」となり、さらに、平成元年6月に宮城県からその活動、事業成果が県民の公益の増進に寄与しているとして、「特定公益増進法人」に認定されました。
その後、当法人はその寄付行為に定めた目的に沿って宮城県における医師・医学研究者等の教育研究を支援し、宮城県の地域医療の充実を図り、県民の医療と健康増進の向上及び医学知識を普及するための事業を展開し、大きな成果を上げて参りました。
平成20年12月の公益法人制度改革関連法の施行に伴い、当法人は宮城県知事の認可を得て、平成24年4月1日から新たに「公益財団法人艮陵医学振興会」として発足いたしました。
以来12年有余が経過いたしましたが、これからも宮城県の医学振興のため、事業の推進を図って参る所存でございますので、関係各位におかれましては、これまでにも増してご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。